診療内容
なんでも相談できるペットのホームドクター
当院では犬、猫の病気やけがの一般診療、予防注射、ワクチン接種、ノミ・ダニ予防、避妊・去勢・その他手術等を行っております。
少しでも気になる事がありましたら、何でもお気軽にご相談ください。
ご来院される方へ
初診時は不安と緊張でいっぱいのため、おとなしい子でも怯えたり興奮してしまうことがあります。
驚いて飛び出したりしますと大変危険ですので、必ずリードをつけるかケージなどに入れ、お連れください。
初診時にご用意いただきたいもの
- 過去の検査結果、資料など
- 内服中の薬や普段食べさせているフード名がわかるもの
予防診療 (ワクチン、ノミ・ダニ、フィラリア)
ワクチンは大切な動物を伝染病から守るために用いられます。ワクチンを定期的に接種することで免疫力が上がり、多くの伝染病の感染を抑えることが出来ます。
動物用ワクチンとしては以下の種類が存在します。
ワクチンの種類(犬用・猫用)
犬用
- 狂犬病
- 犬のジステンパー
- 犬伝染性肝炎
- 犬アデノウイルス2型感染症
- 犬パルボウイルス感染症
- 犬コロナウイルス感染症
- 犬のレプトスピラ感染症
猫用
- 猫ウイルス性鼻気管炎
- 猫カリシウイルス感染症
- 猫汎白血球減少症
- 猫白血病
- 猫クラミジア感染症
ノミ・ダニの予防について
ノミは約3mmと小さく、毛の間を逃げ回るため、探してもノミ自体が見つからないことも多いです。1匹でも感染するとアレルギー反応が起こります。
ペットにノミ・ダニが感染すると、皮膚炎を起こしたり、伝染病を媒介することがあります。
また、家庭内でノミのライフサイクルが成立してしまうと、完全に駆除するのはとても大変です。人がノミを屋内に持ち込んでしまうケースもあるので、屋外に出ない場合もしっかり予防してあげることが大切です。
ノミ・ダニが引き起こす主な症状
皮膚に激しいかゆみを引き起こす症状が多くみられます。また、アレルギーや皮膚病の原因となります。
ノミの寄生による病害
- ノミアレルギー性皮膚炎
- 瓜実条虫の寄生
- 吸血による貧血 など
マダニの寄生による病害
- 犬バベシア症
- 吸血による貧血 など
予防方法
症状がない状態でも、ノミ・ダニが「付かない」ように予防してあげることが大切です。
現在、ペットショップや、ホームセンターでもノミ・ダニ予防の製品が販売されていますが、医薬品ではありません。
確実に予防するためにも、駆除効果の高い医薬品での予防をおすすめいたします。
最適なお薬や投与方法のアドバイスも致しますのでお気軽にご相談ください。
フィラリアの予防について
フィラリアは、別名を犬糸状虫という虫です。犬糸状虫の子虫が蚊を介して犬に入り込み(この時点では、犬にはまったく影響がありません)、4~5ヶ月くらいかけて脱皮を繰り返し、やがて細長い成虫となって最終寄生場所である心臓に棲みついて様々な障害を引き起こす疾患です。心臓に寄生すると血液の循環が悪くなって、肝臓、腎臓、肺など、多くの臓器に異常をきたします。
室内犬でも、蚊に刺される機会が少しでもある限りは予防が必要で、犬の種類や年齢、体重やその時々の体調にかかわらず、感染リスクがあります。
特に小型犬は心臓もやはり小さいので、少数が寄生しただけでも重い障害を起こしがちなため、注意が必要です。
フィラリアは、きちんと予防薬を投与すれば確実に防げる病気ですので、しっかり予防してあげることが大切です。
なお、猫もフィラリアに感染しますので、できるだけ予防してあげてください。
主な症状
寄生した犬糸状虫の成虫は、長い時間をかけて肺の血管や心臓の内面を傷つけていきます。すると、体じゅうに血液を送り出す心臓や肺の働きが損なわれてしまいます。
フィラリアが引き起こす主な症状
- ゼーゼーと咳をする
- 元気が無い
- 食欲が無い
- 運動(散歩)を嫌がる
- 運動後に失神して倒れる
やがて腎臓や肝臓の働きにまで影響が出て、より深刻な症状が出ます。
- 急激に痩せる
- お腹に水が溜まる
最終的には死に至ります。予防や検査をしていなかったような場合に、ひどい症状が現れ、そこで初めて気づくケースもあります。
予防方法について
血液検査を受けて、フィラリアに感染していないかどうかを調べることが大切です。
フィラリアは、蚊が媒介するため、夏を越すたびに感染率が高くなります。
血液を検査すれば、感染の有無がわかりますので、まずはチェックしてください。
そして予防についてですが、前記のように、フィラリアは、きちんと予防すれば確実に防ぐことのできる病気です。血液検査の後、必ず定期的に、「予防薬」を投与してください。
フィラリア予防薬として一番よく使用されているのは「内服薬」(経口剤)です(注射タイプもあります)
様々なタイプの予防方法を行っておりますので、ご相談ください。
避妊・去勢手術について
避妊・去勢手術は、もともとは望まれない妊娠によって不幸な動物が生まれないように行われていた手術です。オスでは精巣を摘出する手術、メスでは卵巣・子宮を摘出する手術をします。これらの手術を行うと、永久的に妊娠する(させる)ことができなくなります。
避妊・去勢の目的は疾病の防止等
しかし最近では、避妊・去勢手術は、従来の「望まれない妊娠を避けること」よりも、将来的に起こり得る各種疾患、性ホルモンに関連した疾患を防止して寿命を延ばすこと、また性ホルモンによって誘発される発情徴候、スプレー(所構わず尿をかけてしまう行動)、攻撃性およびマウンティング(雌猫の後ろにおおいかぶさる行動)などの問題行動を防止することのほうに重点が置かれています。
避妊・去勢で防止する主な疾患
オス
- 前立腺肥大症
- 精巣腫瘍
- 会陰ヘルニア
- 肛門周囲腺腫 など
メス
- 子宮蓄膿症
- 乳腺腫瘍
- 卵巣腫瘍 など
犬、猫の一般内科診療
当院では、犬、猫の診療、定期的な健診、健康相談、予防接種など、一般内科診療全般を行っております。大切なパートナーが健康な体で長生きできるよう、日頃から健康状態を把握しておくことが大切です。定期的に来院されることをおすすめします。また、普段と違う状態が目に付いた場合も、お気軽にご相談ください。
診療にあたって
普段と違う状態が目に付きましたら、まずはご相談ください。また、来院の際は、できる限り容体をチェックし、把握しておくことも大切です。
※診療は、原則として順番通りに行いますが、以下のような急性症状がある場合は、お申し出ください。
急性症状
- 何度も嘔吐、30分以上ひきつけを起こして、ぐったりしている
- 目の動きがおかしく、ぐったりしている
- まわりの刺激に反応しない
- 呼吸が苦しそう
※その他、急を要すると思われるときは、獣医師およびスタッフの判断により適切にご対応いたします。
また、このような急性症状のご来院があった場合には、診察の順番が前後する場合もございます。あらかじめご了承ください。
一般外科
当院では、避妊・去勢手術、腫瘍切除、外傷治療、その他軟部外科を行なっております。
セカンドオピニオンとしての相談にも応じております。
※手術は完全予約制です。お電話もしくはご来院時にご相談ください。
診療料金
診療料金(税込) 2024/3/15現在
初診料 | 550円 |
カルテ登録料 | 770円 |
再診料 | 550円 |
処置料 | ||
---|---|---|
処置料 | 爪切り | 550円~ |
肛門腺絞り | 550円~ | |
耳掃除 | 550円~ | |
ワクチン | ||
ワクチン | 狂犬病ワクチン | 3,135円 |
犬6種ワクチン | 6,050円 | |
犬8種ワクチン | 8,250円 | |
猫3種ワクチン | 3,850円 | |
猫5種ワクチン | 5,500円 | |
フィラリア薬・ノミダニ薬・消化管内寄生虫薬(オールインワン薬) | ||
フィラリア薬・ノミダニ薬・消化管内寄生虫薬(オールインワン薬) | XS 1.5-2.6kg | 2,530円 |
S 2.6-5kg | 2,530円 | |
M 5-10kg | 2,860円 | |
L 10-20kg | 3,190円 | |
XL 20-40kg | 3,300円 | |
XXL 40-60kg | 3,520円 | |
フィラリア薬(チュアブルタイプ) | ||
フィラリア薬(チュアブルタイプ) | 5.6kg以下 | 715円 |
5.6-11.3kg | 990円 | |
11.3-22.6kg | 1,320円 | |
22.6-45.2kg | 1,650円 | |
ホテル(1泊あたり) | ||
ホテル(1泊あたり) | 猫 | 3,300円 |
超小型犬(~5kg) | 3,850円 | |
小型犬(5~10kg) | 4,400円 | |
中型犬(10~20kg) | 4,950円 | |
大型犬(20~30kg) | 6,050円 | |
超大型犬(30kg~) | 7,700円~ |
検査料金
血液検査 | |||
---|---|---|---|
血液検査 | CBC検査 | 3,300円 | |
血液生化学検査 | 1項目660円~ | ||
エコー検査 | |||
エコー検査 | 部分エコー | 1,650円 | |
腹部エコー | 4,400円 | ||
心臓エコー | 3,300円 | ||
全身エコー | 5,500円 | ||
レントゲン検査 | |||
レントゲン検査 | 1枚 | 3,300円 | |
2枚 | 4,400円 | ||
院内細胞診 | 院内細胞診 | 2,200円 | |
便検査 | 便検査 | 550円 | |
尿検査 | |||
尿検査 | スティック+尿沈渣 | 1,650円 | |
手術料金(1泊入院•点滴•薬•抜糸込み) | |||
手術料金 (1泊入院•点滴•薬•抜糸込み) |
犬去勢手術 | 27,500円~ | |
犬避妊手術 | 38,500円~ | ||
猫去勢手術 | 16,500円~ | ||
猫避妊手術 | 27,500円~ |
※当院では不幸に殺処分されていく動物達を少しでも減らすためノラ猫ちゃんや保護犬の避妊•去勢手術をリーズナブルな価格で行っております。
詳細はスタッフまでお問い合わせ下さい。